電子資料のご紹介

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電子資料のご紹介

アニマル・リテラシーを身に付けるための人と動物の関係学のカリキュラムを概観したガイドブックです!
高校、大学、専門学校等々の現場で、人とあらゆる動物とのかかわりを取り上げ、改めて人間がいかに動物と深くつながっているかを認識させるための教育で取り扱うべきトピックスや、どのような視点を持ってこれらのトピックスを教えるべきかなどを簡潔に整理しました。
人と動物の関係学とは、私たち人間社会が動物とどのようにかかわりを持っているのかを探り、人と動物の接点を追究し検討するための学際的な分野で、動物に関する一般教養、すなわち「アニマル・リテラシー」を身に付けるための学問と位置付けられます。

「動物というとすぐに『好きか嫌いか』という話になってしまうようであるが、人と動物の関係学とはこのような要素とは全くと言ってよいほど無関係なものである。
人間は好き嫌いとは関係なく、あらゆる生命体と時空を共有しながら生きているのであり、そのつながりと人間として自分たちのその状況における位置付けを認識する必要がある。
動物に興味もなく、飼ってもいないので自分たちとは全く無関係であると思っていても、実は飲んでいる薬の裏には実験動物がいる、メディアや娯楽の世界にはたくさんの動物が用いられている、何気なく食している様々な食べ物は動物由来である...等々、本当は関心を持っておかなければならないと思われる課題が数え切れないほど存在する。
「人と動物の関係学」とは、まさに上記のような私たち人間と動物の社会的なかかわりを含めた、人と動物の接点を追究する学際的な分野で、アニマル・リテラシーを身に付けるための学問と位置付けられるのである。
ヤングアダルトたちにこれらの動物との接点について丁寧に説明し理解させることが、彼らの一般教養レベルの向上につながり、それがさらには社会をより良くするための原動力となるのである。」(本電子資料より)

本電子資料は、このような私たち人間社会と動物のあらゆるかかわりについてフラットな知識を身に付けるための「人と動物の関係学」の基礎を詰め込んだものです。
各トピックスを教えるための視点や学習のポイントなども記載されているので、人と動物の関係学の基礎知識を身に付けたい方はもちろん、動物にかかわる高等教育機関でこのような基礎講座を教えている立場にある方にもオススメの電子資料です。

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